2012年6月20日水曜日

6月19日 福島市 宮前設住宅での活動

6月19日~21日の3日間、花いっぱいキャンペーン2012春のツアー
第一弾を開催しました。
運営事務局よりスタッフが2名、協会の復興支援特別委員会から
委員さんが2名、さらに東京から、また、東北各エリアから、グリーン
アドバイザーの仲間が参加くださっての活動です。

19日は、福島市内の仮設住宅からスタート。
今回の活動はカトリック東京ボランティアセンターのコーディネート
によるもので、この仮設住宅でのコミュニティ支援活動を継続的に
行っているボランティアさんたちもご一緒です。

台風4号とともに北上した私たち・・・しっかり雨に降られた一日
でしたが、仮設住宅に到着すると、自治会の役員の皆さんが
集会所にブルーシートを丁寧に敷き詰めて、屋内で活動できる
ようにセッティングをしてくださっていました。
60個のプランターを並べて、キャンペーンのシールを貼って・・・と
準備作業をしていると、開始時間の30分以上前なのにも関らず
住民の皆さんが集まってきて、花を見ててはわくわく、待ちきれ
ないようす・・・で、気が付いたらどんどん、準備作業を手伝って
くださっていました!
すぐにも植えたい気持ちのやる気満々の皆さんを、スタート時間の
10時まで待っていただくのが大変、なほどで、おかげで準備が
思いのほか早く終わり、大変助かりました。







今回お届けした花はミヨシのハンギングビンカ(ニチニチソウ)。
白と淡いピンク2種類の3色です。


今回使った土は、森産業の、どさんこ培養土
北海道産の培養土です。
プランターはリッチェルと柴田園芸刃物から。
元肥は住友化学園芸のマイガーデン。。。と、多くの企業さんからの
協力によって、支援活動が成り立っています。

植え込み作業を始める前に、日本フラワー&ガーデンショウで
来場者の皆さんが心を込めて作ってくださったラベンダーの香り袋
をお配りしました。



作業に向けて、グリーンアドバイザーによる、紙芝居方式での
ミニレクチャー。
これがいつも「わかりやすい!」と、大変好評なのです!

皆さん、以前の生活では、周囲に自然がいっぱいで、日常的に
土や植物と当然のようにふれあっての暮らしぶりだったことと
思います。
皆さん、土や花を扱う手つきは、とても手慣れたもので、私たちが
教える必要なんてないほどなのです。
「でも、今までは自己流だったから・・・」とおっしゃって、熱心に
聞き入ってくださいます。


















そしていよいよ、植え付け作業開始。
皆さん、水を得た魚のようです。
わいわい、とても楽しそう。。。屋内でのこうした作業は初めて
でしたが、思いのほかスムースに進みました。







作業後のお茶会に入る前に、集合写真。
皆さん、満足そう~なお顔です^^


お茶会は、いつもこちらでカフェ活動をされている皆さんにお願い。
おいしいコーヒーをいただきました。
こうして、それぞれのできることを持ち寄って、一緒に場を作る
ことができるって、いいですね^^


お茶会では、花の種をお渡しして、ちょっとした種まき講座も。
「種まいて苗ができたら分けてね!」など、会話がはずみます。
皆さん、種を見ると、わくわくして蒔きたくなるようです。

お茶会終了後は、カトリック東京ボランティア会の皆さんと
振り返りをしましたが、皆さん、一様に「花の力に驚いた!」と
おっしゃいます。
「どういうところにそう感じられましたか?」と聞くと、今までの
支援活動では、こちら側が準備をして皆さんを迎え入れると
いうことがほとんどだったのが、今回は、皆さん、待ちきれなくて
準備の段階から参加くださり、逆に自分たちが迎えられたことに
驚いた!というのです。
それだけ「待たれていた」のだということ、また、今までの
活動では見られなかった笑顔だった、というのです。
ふだんから、さまざまに支援活動を継続してくださっている
皆さんからそう話していただいたことで、私たちもうれしくなり
今後こうした活動を続けていく元気を頂いた気がしました。

花の力、人の力、そして何よりも「笑顔」を届ける
「花いっぱいキャンペーン」
これからも続きます!

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