2011年8月30日火曜日

2011年8月30日(火) 花と緑の復興支援活動 in いわき市

8月30日(火)の午前中、今回の2泊3日のツアーの最終活動を
いわき市内の保育所で行いました。

ここは津波の被害ではなく、原発による土の汚染が問題になり
子どもたちが外で遊べなくなった、というエリアです。

当初、子どもたちを外に出せないということで、私たちが植えて設置
することになっていたのですが、先日ようやく除染を行うことができ
子どもたちと一緒に植える活動を行うことができるようになった、と
先生がうれしそうに話してくれました。
私たちにとっても、そのほうが数倍うれしいのは、言うまでもありません。

保育所に到着して、準備を始めようとしたら、保育所の玄関に置いて
あった土の箱を、子どもたちがせっせと運んでくれました。
ここでも、子どもたちのたくましさにびっくり!












それもそのはず!?
この保育所では、こんな道具が、子どもたちの遊び道具になっていました!
一輪車を上手に操る子どもたち・・・この子たちは、年中さんのようです。
都内の保育園では見られない光景に、思わずぱちり!












もちろん、花の植え方の説明も集中してよ~~く聞いて、上手に植えて
くれました。
ちゃんとポットを傾けて、ポットを抜いているでしょう?
子どもたちが楽しそうに、でも、真剣に、花を植えている姿を見ていると
大人の私たちのほうが、勇気づけられる思いになります。



園庭で遊んでいた年下の子どもたちが、年長さんの活動を見にきました。
「このお花たちは、どのくらい大きく育つと思う?」「ここまで伸びる!っと
思うひと~~!」「はぁ~~い!」
植えたお花を、みんなで見守ってもらえるようにと、そんなお話もしました。
みんな、たくさんのお花を前に、とてもうれしそうです。


いつものように、お花を飾る場所までみんなで運んで、仕上げはお水やりです。

活動を終えてのあいさつの際に、先生が「子どもたちがこれほどまでに
たっぷり土に触れられたのは、ほんとうに久しぶりなんです。ありがとう
ございます!」と、うれしそうにお話しくださったのが、とても印象的でした。
子どもたちも達成感いっぱいの顔をしています。


いわきでの活動には、地元のグリーンアドバイザーの方も参加くださり
今後、この保育所を含めて、いわき市周辺での活動では、お力をくだ
さることとなりました。
また、千葉県から車で駆けつけてくださったグリーンアドバイザーも・・・
全国にこうした仲間がいる、ということの心強さを、改めて実感します。
こうしてグリーンアドバイザーを地域と結び、交流を図るためにも大変
有意義な活動となっています。
改めまして、ご協賛くださっている企業の皆さまに、心より御礼申し上げます。

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