2011年8月27日土曜日

2011年8月22日(月) 花と緑の復興支援活動 in 宮古市 その2

「グリーンアドバイザーによる花いっぱいキャンペーン」レポート
宮古市 その2です。


8月22日、Aチーム、Bチームの二手に分かれての活動のうち、
今回はAチームの様子をレポートします。

Aチームはまず、赤前保育園へ行きました。
新築の園舎の1メートル手前まで津波が来たという事でしたが、大変きれいな園舎で元気な子ども達と一緒に植え込みをしました。
宮古では知らない人はいないという地元花屋さんでグリーンアドバイザーの摂待さんがご一緒です。ABチームの4箇所はこの摂待さんが声をかけてくださったところです。
ここではロータリークラブのおじ様たちが一緒に手伝ってくださり、雨の振る中、準備をスタート。
ぬかるんだ園庭にテントを貼って、地面には乾いた土を敷いたり、網状のマットを敷いたりと、子ども達が気持ちよく作業できるよう工夫してくださいました。

子ども達はグリーンアドバイザーによる植え込み方のお話を真剣によく聞いてくれました。


一人につき1つプランターを植え込みます。
3色のベゴニアを丁寧に植えてくれました。
近くのデイケアセンターのおばあちゃんたちと一緒に植え込みもしました。
子ども達とのふれあいがおばあちゃん達も楽しそう。
あっという間に50個のプランターが出来上がりました。
そして余った苗は園庭の周りに地植えしてきました。
子ども達にお水やりをお願いしてきました。毎日可愛がってくれると思います!








終わった後、園長先生や理事長先生がお茶となつかしいお菓子を用意してくださり、ロータリークラブの皆さんといただきながら歓談。
理事長先生から「不機嫌だったり、泣いている子どもも、お花を見るとみんな心穏やかになるのです。
今日の体験は子ども達の心奥底に刻まれた貴重な経験となるでしょう。」と感謝のお言葉を頂きました。心にじんとしみました。
この子ども達が、未来を作っていくのですね。健やかにそして力強く育っていって欲しいと心から願います。


午後からは赤前仮設住宅です。
こちらは約70世帯の方が住んでおられ、有志の皆さんと一緒に植え込みをしました。

サルビアとニチニチソウを合計5株。
好きな色を選んでいただきます。
そこで、グリーンアドバイザーによる植え込み方のレクチャー。
まずはご自分のおうちの分。
続いて、参加されていない皆さんの分の作成も。
みなさんの働きぶりはすばらしいものでした。あっという間に100プランター完成。
自治会長さんが確認してどの家にもきちんと配られるよう配慮してくださっています。
 





スコップも各家庭1個ずつお付けして、お家までお届けしました。
残ったプランターはお隣の小学校へお届け。
学校で子ども達も育ててくれます。
中央が今回4箇所のコーディネートをしてくださった摂待さん。
一日中雨の中ありがとうございました。
今後とも地域に根ざした活動をがんばってください!








今回はいろいろなケースを回りましたが、皆さんに喜んでいただき、
また継続的な活動が必要であると感じました。

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