花いっぱいキャンペーンの中には、地域のグリーンアドバイザーの
皆さんが集まって、自主開催をしてくださっている現場もあります。
そんなチームからの写真と報告が届きましたので、ご紹介します。
宮古市にあります、磯鶏小学校というところで、3名のグリーン
アドバイザーの皆さんでの活動です。
この小学校は、震災発生時より多いときで500名以上の被災者を
受け入れ、避難所として機能しました。
防波堤を乗り越えた津波は人家を破壊し、尊い命が失われました。
海岸線に多くの人家がありますが、山側方向にも人家がある地域です。
被災した家庭の児童、被災を免れた家庭の児童が伴に学んでいます。
そんな小学校で、ふだんより取り組んでいる「花育」活動の一環として
今回の活動を行いました。
学校の生徒318名全員が参加できるようなプログラムを組み、1~2年生、3~4年生、5~6年生と3パートに分けました。
はじめに花苗の品種説明の後、花苗を大切に扱うことを説明して
活動開始です。
1~4年生まではプランターに培養土を入れておきましたので、
好きな花苗を植えたい場所に植えました。
5~6年生はプランターに土入れをすることからはじめ
カッコヨク植える!をグループごとに考えて植栽しました。
「ねえ、どれが強い苗?」と聞いてくる子、どっしりと腰下ろして
花苗を植えている子、穴を掘る子、苗をポットから大事に外して
植える子・・・と、協力して作業をしている様子もみられました。
もちろん、植え終えたら水やりも。
これまで、全校児童が揃って花苗を植えるという活動は、なかった
ようで、とても喜んでいただきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿