引き続き「グリーンアドバイザーによる花いっぱいキャンペーン」のレポートです。
第5弾、8月22日の宮古市はお届け先が4か所と多かったため、ボランティアはAチーム、Bチームの二手に分かれての活動となりました。ここではBチームの様子をレポートします。
午前は宮古第一病院にプランター50個分の花をお届けしました。
待っていてくださったのは病院のスタッフ6名。私達は関東からのグリーンアドバイザー、ボランティア、みずほ銀行スタッフの混成チーム5名、総勢11名で、花の植え込みの方法を説明しながら、一緒に作業をしました。
病院スタッフのみなさんは通常業務の合間を縫って作業に協力をしてくださり、あっと言う間に植え込み完了。
あいにくの雨の日でしたので、お花は後で病院のスタッフの方が並べてくださることになりました。
第一病院は河口からは1.5kmほどの位置にあり、川からも離れているので海は全く見えない位置にありましたが、それでも津波の時には50cmほどの潅水があったそうです。
お届けした花たちは、町を歩く人や病院を訪れるみなさんに喜んでいただけるように病院の入口や道路沿いに並べる予定とのこと。明るい色の花が多かったので、きっとまちの一角にぽっと火が灯ったような明るい空間になるでしょう。
午後は同じ宮古市の特別養護老人ホームの慈苑に伺いました。
こちらも6名のスタッフの方が出迎えてくださり、総勢11名での作業となりました。挨拶、自己紹介、花の植え方の紙芝居をした後、みんなで一斉に作業にとりかかりました。こちらもあっと言う間に50個のプランターを植え終わり、建物の入り口に並べ、(雨が降ってはいたのですが)練習を兼ねて、水やりをしました。
入所されている方で興味のある方は、わざわざ外まで出てきて、私達が作業している様子を楽しそうに見学してくださり、そのうちのおひとりは実際に手を出してお花を植えてくださいました。
高台にある慈苑の周囲には戸数が10戸にも満たないような小さな仮設住宅がそこここに点在しており、こういった小規模な仮設住宅には、まだお花などは届いていない様子。こういった小さな場所にもお届けできるといいなあと思いつつ、宮古を後にしました。
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