★亘理町での山野草会の皆さんとの活動レポートの続きです。
皆さんで植えた200個のプランターを、町内の施設22か所に届けました。
お届けする際には、水やりと花ガラ摘みのお願いなど、手入れの方法を
お伝えしました。
こちらは仮設の保育園です。
津波で流されてしまったので、内陸部の保育園の敷地内に建てられて
います。
地域の方が、地域のために植えた花を地域に届ける・・・「元気か~い?」
と声をかけながら・・・いい光景です。
まちの施設が集まる場所にある児童館では、スタッフの皆さんが丁寧に
お出迎えくださったので、すかさず、集合写真を・・・
軽トラックには、1度に15個のプランターしか積めませんので、何度も
戻っては積みかえて運びます。
最初は全員で回っていましたが、途中からは3つのチームに分かれて
お届けしました。
途中でお昼休みも・・・土の箱がテーブルになり、持ち寄りの手料理が
並びます。
「これ、おいしい!どうやって作ったの?」「梨がたくさん届いたから
ワインで煮てきたわよ~」「しぼりたてのミルク飲みたいひと~!」
「はぁ~~~いっ!」・・・いつものツアーでは、お昼ご飯はコンビニで
買ってどこかで食べることがほとんどなのですが、今回は大変豊かな
食卓です。
お昼を食べ終わってからも、トラックでのお届けは続きます。
こちらの幼稚園では、ちょうど花が何もなくて、さびしいと思って
いたところだったの!と、大変喜んでいただきました。
「花ガラになっちゃう前にカットして、一輪挿しで楽しんでくださいね」
「それがそのまま、花の手入れになりますから・・・次々につぼみが
あがって、花がたくさん咲きますよ!」とお伝えすると、皆さんとても
喜んでくださいます。
すべてのお届けが終わったら、午後3時半過ぎになっていました。
作業場所に戻ると、皆さん、後片付けをしながら待ってくださっていて
お茶タイム。
この時も土の段ボール箱が大活躍です^^
このあと、駅まで送っていただく間に、津波の被害を受けたエリアを
ご案内いただきました。
どこも見るのがつらい風景ばかりです。
今後、花と緑の復興支援活動として、どんなことが考えられるのか
何が必要で、何ができるのか、そんなことを考えながら、亘理町を
あとにしました。
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