2011年9月11日日曜日

2011年9月11日(日) 花と緑の復興支援活動 in 南相馬市大甕復興会

午前中の和太鼓演奏を少し見学したのち、お昼を食べて午後の
活動場所に移動です。
お昼前には雨がやんで、程よく曇った天気となりました。

同じ市内で、移動も10分程度だよ、と、現地の方からお聞きして
いたとおり、あっという間に午後の活動場所につきました。
商店会イベントが行われたのは、市の中心部。
午後はそこから少し南に下り、海に近づいたあたりになります。
「雫地区センター」というところで花を植える作業を行い、近隣の
北原地区センターへは、メンバーのトラックで運ぶのだとか・・・
ちなみに、「雫」と書いて「しどけ」と読むのだそうです。

地区センターも津波の被害を受け、畳などもダメになってしまった
とのことで、大広間の部分の畳があげられていました。
床の間には焼香台が作られていて、亡くなられた地区の方たちの
お名前がありました。
「どうぞ、線香をあげていってください」との声に、みなで順次
お焼香をさせていただきました。
このような体験も初めてで、印象に残る活動となりました。

作業場所の準備は、皆さん手慣れたもの。
あっという間に準備完了です。
花の種類と色を組み合わせて、配置していきます。













いつもの紙芝居レクチャーののち、集まってくださった地域の皆さんと
一緒にどんどん植えていきます。
皆さん、レクチャーについて「こんな風に丁寧に聞いたことはあまり
なかったので、勉強になった」とよろこんでくださいました。













今回、参加くださった皆さんに、肥料をお配りすることになったので
肥料についてもおさらいレクチャーを。












こちらも皆さん熱心に聞いてくださいました。












最後に皆さんで、地区センターの周囲にプランターを並べて仕上げです。













活動が終わったのが午後2時半前ごろ。
地震が起きた時間である、午後2時46分には黙とうの合図が入るとの
ことで、皆さんと一緒に待ちまして・・・厳粛な1分間も体験しました。

今回の活動にエントリーくださったのは、地域で園芸店を営むGAの方で
地域の皆さんにも信頼されていて、本当に頼りになる方でした。
地域の皆さんと、GAの花と緑の知識や技術をつなげることも、今回の
キャンペーンのねらいの一つですが、すでにしっかりとした絆ができて
いることを確認できる機会となったのでした。


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